債務整理後のブラックリスト期間はどう過ごす? 審査なしで使える決済手段と生活再建のコツ
はじめに
ブラックリストは「一生」ではない
債務整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリスト状態になります。
「クレジットカードが使えないと生活が不便になる」「将来ローンが組めないのは困る」と不安に思うかもしれません。
ですが、ブラックリスト期間は永久ではなく、5年〜7年程度です。この期間を正しく理解し、代替手段を知っておけば、日常生活に大きな支障はありません。
この記事では、ブラックリスト期間中の賢い過ごし方と、生活再建のポイントを解説します。
クレジットカードの代わりになる3つの決済手段
カードが使えなくても、現在のキャッシュレス社会を快適に過ごす方法はたくさんあります。
これらはすべて審査なし、または極めて緩い基準で利用可能です。
① デビットカード(即時払い)
支払いと同時に銀行口座から引き落とされるカードです。
- VisaやMastercardの加盟店でクレカと同じように使えます
- 口座残高の範囲内でしか使えないため、使いすぎの心配がありません
② 家族カード
もし家族が安定した収入があり、信用に問題がなければ家族カードを発行してもらうことができます。審査されるのは本会員(家族)なので、自分がブラックリストでも発行できるケースがほとんどです。
③ スマホ決済(チャージ式)
PayPayや楽天ペイ、モバイルSuicaなどのQRコード・電子マネー決済です。
コンビニやスーパーでの買い物はこれだけで完結します。あらかじめ使う分だけチャージする習慣をつければ、家計管理も楽になります。
ブラックリスト期間中にやってはいけないこと
早く信用を回復したい一心で、以下のような行動をとるのは逆効果です。
審査なしを謳うあやしい業者から借りる
闇金や個人間融資の可能性があります。一度手を出せば、せっかくの債務整理が無駄になります。
短期間に何度もクレカを申し込む(申込ブラック)
審査に落ちた記録が重なると、さらに信用回復が遅れます。
携帯料金や家賃を滞納する
手続き対象外の支払いであっても、滞納すれば新たな事故情報となり、ブラック期間が延長される恐れがあります。
5年後を見据えた信用回復(クレヒス)の作り方
ブラックリスト期間が明けたからといって、すぐに大きなローンが組めるわけではありません。
信用情報が真っ白(スーパーホワイト)な状態から、少しずつ信頼を積み上げる必要があります。
まずはスマホの分割払いや少額ローンから
5年経過後、まずは少額の分割払いを遅延なく完済し、「この人は約束を守る人だ」という実績(クレジットヒストリー)を作ります。
自分の情報を確認する
期間が過ぎたと思ったら、信用情報機関(CIC、JICCなど)に「情報開示」を請求し、事故情報が消えているか自分の目で確認しましょう。
まとめ
ブラックリスト期間は貯金体質になるチャンス
ブラックリスト期間の最大のメリットは、強制的に借金ができない環境に身を置けることです。
この期間を不便な時期と捉えるのではなく、借金に頼らず、手元のお金だけでやりくりするトレーニング期間だと考えてみてください。
この数年間に貯金習慣を身につけることができれば、ブラックリストが明けた後の人生は、以前よりもずっと豊かで安心なものになるはずです。


